2022.04.22
【※すでに就活してる人は読まないでください】就活は失敗するものです。
皆さんは、もう就活を意識していますか?
4年生はもちろん、3年生や2年生の中にも意識し始めた方がいるのではないでしょうか。
突然ですが、皆さんに質問です。あなたにとって、就活の『成功』とはどんな状態を指しますか?
一度考えてみてください。
大企業に就職することでしょうか。それとも、早期から内定をたくさん取ることでしょうか。
多くの人は、目先の『大企業』『内定』に重点を置きがちです。「大学もそこそこ良いところに入ったし、ある程度頑張れば就活も余裕でクリアできるだろう。」と思っているそこのあなた!実は、半分以上の確率で就活に失敗するのです。
残酷ですが、本記事は皆さんに ‘‘就活の現実‘‘ を伝えるための記事となっています。
就活に失敗しないための方法も後半に記載していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目 次
就活は半分以上の人が失敗する!?
就活失敗-退職率
皆さんは『新卒社員の約3割は3年以内に離職する』ことをご存じでしょうか?実は、日本では約30年にも渡り、この状況が続いています。
つまり、長い時間と労力をかけて就職した末に ‘‘3年以内の離職” が待ち受けている可能性があるのです。
ここでもう一度、皆さんに問います。
あなたにとって就活の『成功』とはどういう状態を指しますか?
例え皆さんが目標とする大企業に就職できたとしても、3年以内に離職を考えるのであれば「成功した就活だった」と言えないですよね。
しかし、新卒社員の約3割が3年以内に離職する事実は、違う観点から見ると ‘‘3割の人が辞めることができた” と捉えることができます。
上記の円グラフは、入社1年目の新卒社員に『入社以降、現在の会社で退職を考えたことはあるか』のアンケート結果です。
グラフを見ると、約半数の人が「退職を考えたことはある」と回答しています。努力して内定を掴んだ大企業ですから、辞めたくても、その環境を捨てるのはたいへん勇気のいる行動ですよね。
3割の人が辞めている現実がある一方で、もう2~3割の人は辞めたいと思いながらも、辞めることができずにいることが分かります。
就活失敗-転職活動
どれほど職への定着が難しいか、分かっていただけたでしょうか。
そうなれば、次に出てくる問題は‘‘転職活動‘‘です。辞めるのであれば転職先を確保しておく必要がありますよね。
しかし、よく考えてみてください。すでに新卒のカードを失った社会人1~3年の人間が、希望の会社に転職することは容易だと思いますか?
答えは否です。
転職となると、新卒採用の枠が使えなくなるため、大学生の時ほど選択の幅が狭まることになります。最悪の展開ですよね。ただし、決して3年以内に辞めたくなった時だけに起こりうる事象ではありません。
就活失敗-新型コロナウイルス
皆さんは、コロナウイルスの影響により、航空業界や旅行業界、飲食業界が大打撃を受けたことをご存じでしょうか。
コロナウイルスによる外出規制で、様々な業界全体が売り上げを落とし、多くの人が職を失いました。つまり、大企業に就職して職場環境に満足していたとしても、何らかの外的要因により、人を雇えなくなる可能性があります。
コロナウイルスに限った話ではなく、今後はAIの発展など、何が社会情勢に影響を与えるか分かりません。社会は常に動いているのです。
まとめ
ご理解いただけたでしょうか?
絶対的な就職先など存在しないのです。目標を内定や大企業就職に置く絶対に就活は避けてください。
では、どうすれば就活を成功に近づけられるのか。
それは、社会から求められる人間になることです。
1社目でたとえ辞めたくなったとしても、新卒のカード無しで社会から求められる自分であれば、転職活動に困りません。それどころか、現状より好条件の環境からヘッドハンティングの話が来ることもあります。
流動性が高い現在の社会において、1つの会社に居続ける前提ではリスクがあります。就活にとどまらず、人生に失敗しないためにも常に社会へと順応し続けられる自分でありましょう。
どんな力を身につければよいかが分からない方には、長期インターンシップがおすすめです!
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