2021.11.24
メンタルブロックから踏み出そう
突然ですが、皆さんは多くの人と出会ってきた中でこんなことを感じた経験はありませんか?
「あ、この人苦手かも…」
大学やアルバイト先、就活のグループディスカッションなど様々な場面で遭遇してきましたよね。
そして、苦手だと感じた相手を無意識に避けてきたと思います。
これは、相手に対して、自分の中でメンタルブロックがかかっているからなんです。
そこで今回は、この“メンタルブロック”について考えてみましょう!
目 次
メンタルブロックって?
そもそもメンタルブロックとは、物事を否定的に捉えてしまい、意志や行動を抑圧してしまうことです。
いわゆる“心の壁”ですね。
行動を起こす前から「失敗する」「上手くいかない」「無理だ」と思いこんでしまうのです。
これは自己否定感が強い人に起こりがちな現象で、本当はやればできるかもしれないのに、メンタルブロックがその挑戦を阻害してしまいます。
このメンタルブロックが原因で、目標やタスクに対するモチベーションが低下するのはとても勿体無いことですよね。
他人へのメンタルブロック
実は、対人関係でも重大な問題をはらんでいます。
これは冒頭にも書いたのですが、あなたが無意識で「この人苦手かも…」と感じてしまうことです。
他人に対するメンタルブロックの何が問題なのでしょう?
そこで、関西の長期インターンシップ参加中である高本さんにインタビューをしてみました!
高本 紗彩乃(こうもと さやの)/関西学院大学 3年生
関西の長期インターンシップに2020年 3月より参加
メンタルブロックに潜む問題
―高本さんはどんな人に対してメンタルブロックがかかってしまうのですか?
高本:私はフランクすぎる人ですね。具体的には、初対面からタメ口で話してきたり、挨拶がいい加減だったりする人です。
ファーストインプレッションだけでメンタルブロックがかかってしまうんです。私自身、相手とのコミュニケーションの中で特に礼儀と挨拶を心がけているからこそかもしれません。正直礼儀も挨拶も人として当たり前のことなのですが、初対面からフランクすぎる人は正直苦手です…
―苦手な人へのメンタルブロックについてどう思っていたんですか?
高本:今までは、自分がそのような人たちに対して、メンタルブロックがかかることに何の危機感も感じていませんでした。
「フランクな態度を取る相手が悪い。私は悪くないのだ」と思っていました。
なので、極力関わらないようにしていたんです。
しかし、社会に出る事を踏まえた時に
「将来就職して、所属部署やプロジェクトチームのメンバーが苦手なタイプの人ばかりだったらどうしよう…」
「自分の印象も他人にメンタルブロックをかけさせてしまっているのかも…」
こんなことを考えるようになったんです。
メンタルブロックから一歩踏み出そう
―考えが変わってから、何か解決策は見つけられましたか?
高本:そうですね…解決するのは正直難しいと思います。
なぜなら、どうしても気が合わない人は一定数存在しますし、そんな人と無理に仲良くしようとしても結局自分にとって大きな負担となりかねないからです。
でも、改善策は見つけましたよ!
それは、“相手の良い所を知ろうと意識すること”です!今までの私は、たった1回の関わりだけで、その人を苦手な人と決めつけ、なるべく関わらないようにしてきたんです。
しかし、1度話しただけではその人の性格や人柄なんて分かりませんし、本当は自分と気が合う人かもしれませんよね。「この人にはどんな素敵な所があるのだろう?」と、むしろワクワクしながら積極的にコミュニケーションを取ってみてください!
–なるほど!相手を知ろうとするところから始まるんですね!ありがとうございました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
相手のことを知らないまま、初めからメンタルブロックをかけてしまうのは、色々なチャンスを自ら潰してしまうため、とても勿体無いことなんです。
また、見方を変えてみると、相手にメンタルブロックをかけさせないために、与える自分のファーストインプレッションには十分気を遣うべきです。
「私の言動は、他人から見てどうだろう?」と立ち止まって考えてみて下さい。
そして、他人と関わることを恐れず、お互いの良い所に気付くことができれば、風通しの良い人間関係が構築されるでしょう。
皆さんに素敵な出会いがたくさんありますように!
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