2021.08.27
求人形態の全貌!就職活動への入り口は1つではない!~就活の秘密シリーズ Part1~
今回は、晴れて就活生となった皆さんに、企業が使い分ける求人形態を徹底解説します!
「就職活動」と言えば、書類選考・グループディスカッション・面接と選考フローへの意識がどうしても強まりがちですが、そもそもその入り口は1つではありません。
今回は、そんな就職活動への入り口を適切に理解できる記事となっています!
ぜひご覧下さい!
目 次
それでは早速本題に入りますが、皆さんは就職活動の第1歩をどのように踏み出したでしょうか、あるいはまさに今、どう踏み出そうとしているでしょうか?
緊張を胸に大学のキャリアセンターに行く方もいれば、就活サイトやアプリケーションの登録をした方もいるでしょう。
しかし、その1つ1つのサービスを適切に理解できているでしょうか?
求人形態の違いや、どのような企業がそのサービスを選択して利用しているかを理解していれば、あなたの就職活動はより狙いを持った賢明なものになります。
求人形態は大きく3つの種類に分けることができます。これは新卒採用だけではなく、転職活動においても大きな差異はありません。
求人広告
求人広告は、企業が各種メディアやプラットフォームに求人情報を掲載する形態です。
学生が認知しているメディアやプラットフォームに対して、企業側は課金し、求人情報を掲載する権利を得ることで、自社の求人情報を広く拡散するものです。
自社独自で広報活動を行うよりも、短期間で多数の学生の目に触れるため、このような効率的な採用戦略がとられています。
また、企業がメディア側に支払う金額の大きさによって、メディア上部に情報が掲載されるシステムも中には存在するため、学生は大きな金額を投じてより積極的に採用活動を行なっている企業を知ることもできます。
逆求人(オファー型)
近年のトレンドとも言える逆求人は、就活生の間でも大きく広がりつつあります。
これは、企業側がアプリケーションやウェブを通して、学生に直接アプローチする形態です。
企業との新しい出会い方
学生側はアプリケーションやウェブ上でプロフィールを作成しておけば、希望業界や自身が希望する条件に合った企業から選考や説明会の案内が届きます。
このサービスを選択する企業は、比較的認知度の低いベンチャー企業やスタートアップ企業が多いと言えます。
ただ求人情報を掲載していても、認知度の低い企業は学生からの応募を増加させることが難しいからです。
そのため、アプリやウェブに登録している学生に対して直接広報活動を行います。
情報戦争とも呼ばれる就職活動において、あまり認知されていない優良企業から採用情報を受け取れるサービスは学生にも利点があると言えます。
人材紹介
人材紹介とは、いわゆる就活エージェントと呼ばれる仲介業者が企業と学生の間に入り、両者を繋ぐ形態です。
採用したい企業と就職したい学生のマッチングを手掛けていると言えます。
企業と学生の間に入るエージェントは、学生に対して就活セミナーや定期的な面談を提供している場合が多く、それらの活動を通して、サービスを利用している学生に対して、自社と契約を結んでいる企業を紹介することで両者のマッチングを図ります。
第3者である仲介業者に広報活動を委託している点から、このサービスを選択している企業も同じく、採用活動に積極的であることがわかります。
就活生の不安を払拭
学生視点では、メンターと呼ばれるエージェント社員との面談や企業紹介を通して、円滑に就職活動を進めることができる点に魅力を感じる人が多く、広く利用されています。
また、いつでもメンターに相談できるので、学生側の「この方法は合っているのか?」「このまま選考に進んで大丈夫なのか?」「この企業はエントリーするべきなのか?」等の漠然としたを払拭できるのも、人材紹介の大きな魅力です。
まとめ
これまで求人システムを大きく3つに分けて解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
就活生のみなさんが普段何気なく使っているサービスや、あなたが今登録したサービスの背景を理解すれば、あなたに合った就職活動を行っていけるはずです。
情報社会と呼ばれる時代に、正しい情報を取得し、他者との差別化を図ることが難しいからこそ、正しいサービスを選択することも就職活動成功のカギになります!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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