2021.10.04
【強みの見つけ方が分からない学生必見】己の強みとは?
ところで、就活生の皆さん!就職活動は順調に進んでいますか?
この夏休みを機に、ようやく自己分析やガクチカの深掘りを始めた方も多いのではないでしょうか?
目 次
強みへの壁
今できる就職活動といえば、ガクチカや自己PR、自分の強みの流れ…
でも、これらは考えれば考えるほど、出てこなくて迷走してしまいますよね。
過去の出来事や経験から振り返るやり方はわかるのですが、それがなかなかピンとこないと頭を抱える方も多いのではないでしょうか。
そもそも強みとは
皆さんの中で”強み”と聞いて、何を思い浮かべますか?
おそらく皆さんの思い浮かべる”強み”は、何か大きなことを成し遂げた成功体験や、レベルの高い資格取得、英語系テストの高得点等の人に自慢できるモノではありませんか?実際にこういった大きな経歴が”強み”になると考える人は多いです。
強みとはその人の本能
しかし、結局
「そんなすごい経歴、持ってない!!」
と嘆くのが、例年見られる就活生のオチです。
難易度の高い資格は、取得率が低いため、持っておくと他の学生と差別化が図れたり、部活においては、全国大会出場等が挙げられます。しかし、まずそもそも部活動をしてこなかった学生からすれば、余計に頭を抱えてしまいますよね?
では、強みとは一体何なのか?
それは「その人の本能的、無意識的に行っているもの」です!
例えば、アルバイトやサークルに、比較的もの静かな男子学生がいたとしましょう。
物静かな理由は、いつも空気を読んでしまい、余計なことを言って、人から嫌われるのを恐れているからだそうです。
では、この男子学生の強みは、一体何だと思いますか?
一見、消極的で内気、強み要素なんてないように思えますよね?
しかし実は、周りの空気を読んで行動が出来るからこそ、どの集団でも適応することが出来るんです!
また、これは一種の「コミュニケーション能力」とも置き換える事ができます。
どの集団でも溶け込めるのは、誰とでも一定以上の関係値を築くことができ、仕事においては、自社や他社でも関係性を築く事が出来るのです!
これって十分”強み”ではありませんか?
このように、普段自分の何気ない行動や振舞いが、自分の当たり前からの逆算によって強みにななっているんです!
人はないものねだり
例年就活生で”強み”に迷っている人ほど、自分にないものを追い求める傾向にあります。
例えば、相手の気持ちを汲み取るのが得意で、誰とでも仲良くできる多様性の持ち主がいたとしましょう。
しかし、本人はずばずば意見を言う個性が強い人こそ強みだと感じているため、自分にはない強みに意識がいってしまい、既に自分の持ち合わせている”強み”に気付いていないんです。
他にも、資料作りや分析、まとめが得意なのにも関わらず、人前に立ちプレゼンテーションをする人に憧れを持っている学生がいたとしましょう。
この場合も、自分の強みに気付けておらず、逆に自分の不得意な部分に注目してしまい、弱みを伸ばそうと努力をする。
一見いい事をしているように感じるかもしれませんが、そうではありません。
就活生に弱みを伸ばす時間なんてありません。今しなければいけない事は、自分の弱みを見つけ、伸ばすのではなく、普段取っている行動から、自分の強みを伸ばす事です。
決して、強みを見つけるのは難しい事ではありません!!逆に弱みを伸ばす方が時間がかかるため注意しましょう!
まとめ
いかがでしたか?極論、強みがない人なんていない事が分かったのではないでしょうか。実際には、強みがないのではなく、強みを見つけ方を知らないだけなんです!
ただ、この強みは家でダラダラとスマホを触っていても見つかりにくいです。
当たり前の行動や自分で気づかないものを意識して、すぐに気づけるようになったら、誰も苦労しません。その強みを見つける目的として、普段のアルバイトに行ってみたり、秋冬のインターンシップに参加してみたり、はたまた直接、キャリアアドバイザーに相談してみるのも一つの手かもしれません。
自分の当たり前にどれだけ気付けるのかが、強みを理解する近道です!
改めて自分とはどんな性格なのか、じっくり観察してみましょう!
次回記事では強みの具体例を多数紹介します!こちらも是非読んでみてください!
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