2021.07.26
転職を前提に就活を考えてみた。【曖昧な大学生必見!】
前々回の記事では「成功するための就活やり方」をお送りし、前回の記事では「就活後、幸せになる方法」について考えましたよね。
今回は、就活を進める上でかなり具体的な部分の「転職を前提とした就活」を考えていきましょう!
「いや、転職を前提とした就活って何?」と思う方、必見です。
目 次
前々回の記事「まるっと分かる初心者就活やり方」
前回の記事「就活後幸せになる方法」はこちら。
新卒採用枠の減少と中途採用
新卒採用を行っていない企業があること、ご存知ですか?
この世界には、中途採用のみでしか入社できない会社や新卒での入社が困難な会社など、多くの企業が存在しています。そして近年、年功序列制度撤廃などの影響により、同じ会社に居続ける…なんてこともなくなってきています。
また、BUSINESS INSIDERの記事にもある通り、新型コロナウィルスの影響を受け、企業は新卒採用の枠を減らしている傾向にあります。経済がストップし、企業全体の売上が下がっている中で、新人育成に予算を割くよりも社員を守ること、売上を戻すことに注力せざるを得ない状況になっているのです。
逆に、もし皆さんが経営者の立場だったらどうしますか?
厳しい現状で「全く仕事を知らない新人」に時間とお金をかけるより「仕事を熟知している社員」にコストを割きたいのは、当然ですよね…
転職を前提とした就活
しかし、新卒で入社するのが困難な状況下でも「私はこの企業に入りたい!」「あの企業に入って仕事をバリバリこなしたい!」と思う方もいると思います。そこで浮かんでくるのが「転職を前提とした就活」です!
「就活段階から転職を考えなければいけないの?」「入社した会社にずっと居続けるかどうか、今決めないといけないの?」
いいえ、違います。
就職後、仕事や会社環境を肌で感じて次の選択肢を変えてみる…『第2のキャリア』を見据えたビジョンを考えてみませんか?
そもそも転職とはキャリアアップや新しい世界を知りたい人、かねてからどうしても会社が入社したい会社を希望するために「攻めの選択」である必要があります。
では、自分のスキルを活かし、より多くの裁量権を用いて仕事をしたい人は一体どういった就活を歩むべきなのでしょうか。
必要なスキルとは
では、転職するためにはどういったスキルが必要なのでしょうか?
もちろん、業界によって専門知識は必須です。マーケティングならマーケティング、広報なら広報。「テクニカルスキル」と呼ばれ、特定の職務を遂行する上で必要となる専門的知識・技術を指します。また、業種や職種に関わらず、必要になってくるスキルが「ポータブルスキル」です。(リクナビ引用)
実際に就活や就職後、すぐに次のキャリアプランが決まっている人は専門スキルの勉強をし始めるのがいいでしょう。知識は早ければ早いほど、たくさんあればあるほど、有利になります。
しかし、今の段階で特定の業界や企業がバッチリ決まっている人なんているのでしょうか?ほとんどの学生さんは、決めていないのでは?そこで重要になってくるのが、転用できる普遍的なスキル。文系大学生の7割が従事することになる営業職…そう、営業スキルが必要なんです。必ずしも全員に当てはまるとは言えませんが、研究職などの専門職を除き、ほとんどの文系学生が身に付けるべきものです。
「これがやりたい!」「この会社に入りたい!」と思わない人こそ、普遍的なスキルを身につけましょう。
完璧な就活へ
営業力、つまり普遍的なスキルを早期に身につけることで、コミュニケーション能力が向上し、売上はもちろん、上司との交友関係などにも好循環をもたらします。
営業力は、就活をする上で鍛えるべきスキル。就活のためだけに資格の勉強をするより、就活後も使える「転用できる普遍的なスキル」を身につけ、社会で活躍していきましょう。
就職した後、自分のキャリアプランをどうしていくのか、そこまで考えることができれば、完璧な就活に近づきます!それではみなさん、考えましょう!
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