大学生キャリア

2022.12.27

大学生のうちからできる!社会人として必要な力を身につける方法

大学生のうちからできる!社会人として必要な力を身につける方法
皆さん、こんにちは。ゼロメディア編集部です!

突然ですが「これからの時代に求められる人物像」と言われて何を想像しますか?

ズバリ正解は3つ。
①グローバル感覚のある人材
②マネジメント力のある人材
③社会人基礎力の高い人材 です。
そのうち、③の社会人基礎力高めるには、環境を変えて環境を変えて社会人の疑似体験をすることが1番の解決方法です。

しかし、中には「動きたいけど環境を変えることができない」「周りに長期インターンシップや社会人と同じ環境で働ける環境がない」人もいるでしょう。

そこで、今回は環境を変えることが出来なくても、社会人として必要な力の1つを身に付ける方法をご紹介いたします!

これからの時代に求められる人物像についてはこちらの記事をご覧ください。

これからの時代に求められる人材とは?そして大学生が今すぐするべき努力とは?

今の環境でやるべきこと

マルチタスク

環境を変えずとも身に付けることができる力、それは「マルチタスク能力」です。マルチタスクとは、複数の仕事を同時並行で行う仕事の進め方を意味します。一方シングルタスクは、1つの仕事を完了させたら次の仕事に取り掛かる仕事の進め方です。

皆さんは、聖徳太子の有名な話を聞いたことがありますか?聖徳太子は同時に10人の話を聞き、話を聞き終わった後に10人全員に対してアドバイスを行ったと言われています。まさにマルチタスクですよね。

ビジネスの世界では、ほとんどの企業が複数の案件を同時に進行させたり、いくつもの業務を1日の間で行ったりします。医療の仕事を例にとっても、何人もの患者情報を暗記しながら仕事を行う必要があります。つまり、マルチタスクの力は社会人になる上で必要になってくるのです。「2つ以上の物事を同時に行う」とだけ聞くと簡単に感じるかもしれませんが、実際にマルチタスクをできている人は中々いません。

研究事例

アメリカユタ大学の研究事例を1つご紹介します。とある研究チームが被験者数100名に対して、車の運転をしながら記憶力のテストを行う実験をしました。評価ポイントは、車を正しく運転できるか・しっかりと暗記出来ているかです。実験結果はなんと、車の運転・記憶力テストどちらもできていたのはわずか1.6%しかいなかったのです。残りの98.4%の人は、どちらかもしくは両方ができていませんでした。

つまり、マルチタスクを元々行えるのは1%の人間のみです。実験結果上マルチタスクができていない98.4%の人は、テスト中のIQレベルが8歳児並みになったとも言われています。

出典:https://www.health.com/condition/adhd/12-reasons-to-stop-multitasking-now

マルチタスクを鍛える方法

とは言っても、仕事ではマルチタスク能力が求められます。ではどうすればいいのでしょうか?結論、マルチタスク能力を向上させるには、シングルタスク能力の向上に励むことです。言い換えると、1つの仕事における集中力を強化することです。この強化の仕方は何でも構いません。例えば、テスト勉強を、音楽を聴きながらではなくテキストの暗記のみに絞って勉強してみましょう。また、何か取得したい資格があるときは、複数の資格を同時にチャレンジするのではなく、1つずつ着実に取得しましょう。

人間の脳には限界があります。いきなりマルチタスクに慣れるのではなく、まずはシングルタスクを確実に行うことで徐々にマルチタスクを可能にしていきましょう!

まとめ

いかがでしたか?社会人になると、今まで経験したことのない様々な困難にぶつかります。その困難をどう乗り越えるかは、この記事を読んでいるあなたが今どう動くかです。大学生活を遊びで楽しむことももちろん大切ですが、同時に社会人の準備期間でもあります。あなたのキャリアを明るくするために、過ごしやすい生活を手に入れるために、1歩踏み出してみてください。応援しています!

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