皆さん、こんにちは!
長期インターン『第0新卒』を運営するスタイルガーデンの広報室です!
今回は、OBOG特集の第5弾!元マネージャーの臼井さんにインタビューさせて頂きました!
現役時代は、学生マネージャーとして担当チーム員をマネジメントしてこられました。
そんな臼井さんに、社会人として世の中に羽ばたいてから気づいたスタイルガーデンの価値についてお話して頂きました!
※スタイルガーデンでは、1人ひとりに自分の強みを冠した名前が付いています。
ヒューマンスキル:人間として当たり前のスキル、良好な人間関係を構築するためのスキル
臼井大貴(うすいだいき)/関西外国語大学 2018年卒業
現在、キャリアアドバイザーとして活躍
当たり前のことを当たり前に
―臼井さんが、社会に出てからスタイルガーデンの価値に気づいたことはありますか?
臼井さん:「当たり前のことを当たり前にする」文化があることですね。これは社会人になってから役に立ったと感じます。
スタイルガーデンに入社して最初に教わることは”ヒューマンスキル”だと思います。
例えば「イスを出したらしまう」「使った机は水拭きする」「上司の返信は早く返す」などありますが、社会の中でできている人はそう多くありません。僕が社会に出て1番に感じた悪い意味でのギャップでした(笑)
ヒューマンスキル=自己成長
―スタイルガーデンでは習慣化しているので、社会に出る前にそれが無意識にできているのはいいですね。
では、当たり前のことを当たり前にしていたら何が良いのでしょうか?
臼井さん:全員から信頼されるようになりますね。例えば、後輩から相談されたり、上司から仕事を振ってもらえたりします。
そして、何よりも自己成長に繋がります。人って絶対に1人では生きていけないですし、他人の力が必要になりますよね。ヒューマンスキルがある上で他人の力を借りると、自分の力も組み合わさることで何倍にもなって力を発揮することができるんですよね。その基盤となるのがヒューマンスキルです。
そこを当たり前のように感じている環境が素晴らしいと思いますね!
ヒューマンスキルが自分の常識としてあると、教わっていないことでも「これはこういう風にやった方がいいな」と変換できるんですよ。いわゆるヒューマンスキルの転用ですね。
例えば、ホテルに泊まった時に、自分が着た浴衣を畳んでから出たり、ベットメイキングをしてから出たりですかね。ホテルの方が直すと思うのですが、部屋に入ったときに荒れていて汚い部屋と、整理整頓されていてきれいな部屋どちらを掃除したいかと聞かれれば一目瞭然じゃないですか。
多くの人はここまでやるの?と思われるかもしれません。ただ、世の中で成功している人はここまでやる人なんです!
―ヒューマンスキルは他者目線を持つことが大事なんですね!
臼井さん:その通りです!今は「イスは出したらしまう」「使った机は水拭きする」などと事象で覚えていると思いますが、今後は「何かやった先に人がいる」ことを思い描いて行動してみてください。ヒューマンスキルの本質は他者目線で考えることなんです。
これを学生のうちから考えることができるスタイルガーデンは本当に凄いです(笑)
ヒューマンスキルでチャンスを掴む
―当たり前のことを当たり前にやっていると、自分の成長に繋がると仰っていましたが、具体的に教えてください!
臼井さん:例えば、上司が部下に何か仕事を任せたいと思った時に、ヒューマンスキルのあるAさんと、ヒューマンスキルのないBさんがいれば、たとえAさんの力量以上の仕事であろうと「Aさんならできるかわからないけど何とかやってくれるだろう」で任せてくれるんですよ。
できる仕事だけではなく、自分ができる力量の少し上にある仕事まで任せてもらうことで、先ほど話した他人の力を借りながらも達成するから人は成長するんですよね!
身の程に合わない仕事をどんどんもらえますよ(笑)それでもヒューマンスキルのある人はできてしまうんですよ。
就活をゴールにしている人へ
―現在はキャリアアドバイザーとしてご活躍されていますが、就活をゴールにしている人にはどうアドバイスされていますか?
臼井さん:まずはゴール設定をどこに置くかを一緒に考えます。
就活がその人にとって人生の最高峰なら僕はいいと思います。ただ、人生って長いじゃないですか。その上で僕は、その人にとって、やりがいと生きがいの違いは何なのかを必ず聞くようにしています。
多くの人は「やりがい=小さなこと、生きがい=人生通して大きなこと」と思いがちです。
例えば「試合に勝つこと」や「できるだけ多くの点数を取る」など、意外とやりがいとはどこでも見つけられるものなんです。このように「あなたのやりがいとは何ですか?」と質問した時、今やっている出来事によって変わるものなんです。やりがいは行動にフォーカスが当たるので、周りの状況や環境が変わったら変わります。
一方、生きがいは周りの状況や環境が変わっても変わらないものなんです。
生きがいとは自分自身の在り方です。
例えば「圧倒的にモテたい」が自分の在り方だとしましょう。
部活や受験勉強をしていても在り方って変わらないんですよ。モテるために部活をしてモテるために受験勉強をする感覚です(笑)
就活をゴールにしている人には「その選択はあなたにとってやりがいで選択していませんか?興味や関心だけで選んでしまっていないですか?」と必ず聞いています。どちらなのか整理する必要があるからです。もし、興味や関心で就活をゴールにしているなら、必ず「2、3年したら飽きるよ」と伝えています。
興味や関心は必ず薄れるものなんです。分かりやすい例でいくと、幼少期、ポケモンやプリキュアで遊んでたと思うんですが、今も同じくらいの熱量持ってやっているかと言われれば、そうではないですよね。
今のは極論ですが、興味や関心を行動にフォーカスしてしまうと、3年ほど経って新しい世界を知ったときに目移りするんです。
ですが、仕事とは、自分自身の在り方を表現するツールなんです。
キャリアアドバイザーとしてさまざまな人と面談していますが、新卒を除けばほとんどの人が新卒3年目までです。その人たちって周りの状況や環境のせいにしているんですよ。「上司が~」とか「残業多くて~」とかですかね。自分自身の在り方が定まっていない状態のまま、やりがいの部分で仕事を選んでいるから入ったときに周りの状況や環境が変われば自分のやりたいことも変わるんですよ。変えたくなるんですよ。
結論ゴール設定は考えるべきですね。興味や関心だけで選ぶのではなく、自分自身の在り方で選ぶとあなた自身の将来がより豊かなものになります。
頑張ってください。応援しています!
―貴重なお話ありがとうございました!
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