みなさんこんにちは。
関西の長期インターン『第0新卒』を運営するスタイルガーデンの広報室です!
みなさんは
行動する時、何を判断基準にしていますか?
学生のみなさんの中には「社会人って何を判断基準にしてるの?」と気になっている方もいるかと思います。
ですので今回は、スタイルガーデンの社員である伊藤さんに「社会人の判断基準」について語って頂きました!
本当の「サボり」は後回しにしない。
「どっちの方が楽か」が判断基準
―伊藤さんは普段行動するとき何を判断基準にしているんですか?
「どっちの方が楽か」を判断基準にしていますね。
私は根っからの「サボり」なので(笑)
―ええ!そうなんですか!?
でも、みなさんがイメージしているサボりとは違いますよ!
みなさんがイメージしてるサボりって「全部後回しにしちゃう人」のことだと思うんですけど、私の場合は逆なんです。
例えば、予定が決まった後カレンダーに記入するのってめんどくさくて後回しにしてしまいがちじゃないですか。
けれど記入を後回しにすることによって、そのまま記入を忘れて予定をブッキングさせてしまう、予定をすっぽかしてしまうという問題が起こる可能性が出てくるんですよ。
もしこうなったら、相手に再度連絡を入れたりする手間が増えたり、相手からの信用を失ったりと余計にめんどくさいことになるので、予定が決まったらすぐ記入するようにしています。
―なるほど。どっちが楽かを天秤にかけて判断しているってことですね!
そうですね。本当の「サボり」は後回しにはしないと思っているので(笑)
社会人と学生との違いとは?
学生は不利益なことの報告スピードが遅い。
―判断基準のことで、社会人と学生との違いを感じることはありますか?
「自分にとって不利益なことの報告スピード」
これですかね。
自分に不利益なことを報告するのって、指摘を受けることをわかっているので怖くてなかなか報告できないと思うんですけど、これも「どっちが楽か」を天秤にかけて判断して欲しいです。
報告が遅くなったり報告しないことで、あとで何か問題が起こったら自分だけじゃ解決できない問題に発展する可能性がありますからね。
もちろん自分自身の評価は下がるでしょうし、上司を巻き込むことにもなります。
それが会社全体を巻き込むなんてことになったら最悪だと思います。
そんな問題が起こるくらいなら、多少指摘を受けたとしても早めに報告した方が楽だと思うんですよね。
早めに報告しておくことで、上司は問題が起こる前に対処できるでしょうし、逆に「報告が早くて助かったわ」と感謝してもらえる場合もあると思うので。
―本当に感謝してもらえる場合なんてあるんですか?
もちろん多少の指摘は受けるでしょうけど、そういう場合もありますよ。
報告が遅かったり報告しなかったりだと、「自分のことしか考えていないな」と感じてしまうんですけど、早めに報告してくれると、「上司や会社のことも考えて行動してくれているんだな」と感じられますからね。
社会人で世渡り上手と言われている人は、この報告スピードが早いというだけではなく、いわゆる「報連相」が上手い人だと思うんです。
報告と連絡が早ければ大きな問題を起こしにくくなるので信頼されますし、上司にかかる負担も最小限にできます。
それに加えて上司は、相談に来てくれることで「自分のことを頼ってくれてるな」と感じるので、可愛がってあげたくなるんですよね。
学生のみなさんには、自分にとって不利益な報告ほどスピードを意識してほしいですし、もっと「報連相」を大事にしてほしいなと思います。
これ本当に重要です!
人間として大きくなってほしい。
自分のダメなところを認めることで、人は初めて変われる
―最後に、伊藤さんから学生のみなさんへメッセージをお願いします!
まずは社会人と同じ判断基準を持つことで、今まで隠そうとしてきた自分のダメなところを素直に認めてほしいです。
自分のダメなところを認めることで、人は初めて変わろうと思えます。
そしてそう思えた瞬間が、人が大きくなれる瞬間です。
ここで1つお願いがあって、小手先のテクニックを身に付けたら大きくなれるとは思わないでください。
それではその場しのぎにしかなりませんし、転用が効かないんですよね。
なので、小手先のテクニックを求める人はダメな部分を隠して自分を大きく見せようしているだけになってしまいますし、人間として大きくなることはできません。
私は転用の効かないものではなく、私が人間として学んできた本質的なものを伝えていこうと思っています。
私が教育者として関わる学生には人間として大きくなってほしいですね。