みなさんこんにちは。
長期インターン『第0新卒』を運営するスタイルガーデンの広報室です!
入社後すぐに、驚くような成果をあげ、社内で注目を浴びる第0新卒生がいます。
今回は、そんな彼女に入社動機と勤務に対する熱意を、原体験を遡りながら語っていただきました!
須藤茉衣/関西学院大学 3年生
バイトやサークルで忙しく過ごした大学2年間。大学2年の秋に行ったカナダでの留学を機に、このまま社会に出ることに恐怖を感じ、2020年2月にスタイルガーデン に入社した。誰よりも苦しい環境を求め、自身の成長を求めていた。その並外れた向上心はどのように育まれたのか。彼女の価値観に影響を与えた原体験とはーー。
広島県廿日市市に生まれた須藤茉衣。その後、兵庫県伊丹市で育ちます。
空手をやっていた兄の影響で空手を習い始め、スポーツの楽しさを覚える。
幼馴染が野球をしており「自分も野球をやりたい」と父親に話すが、猛反対を受けた。
須藤「私は、幼い頃からスポーツが大好きでした。幼馴染が野球をやっていた影響もあり、自分も野球をやりたい!と思ったんです。ただ、父親は許してくれませんでした。
でも私は、『絶対負けへん!』と思って、引き下がりませんでした。
そこから、父親を説得して野球を始め、その他にも駅伝やいろんなクラブに入って、小学生の時はずっとスポーツをしていましたね。毎日休む暇なく動いて、とても活発な子供でした。」
人間関係で悩む思春期。「何が正しいか分からなくなって、自信を失った」
そんな、スポーツ大好きな少女は、高校進学と同時にバレーを始めます。
部活動に熱中する日々を過ごし、家族のように大切なチームメンバーもできました。
しかし、そんな彼女に、試練が追いかかります。
須藤「高校に進学してからは、バレーボール部に所属し、毎日朝練と放課後の練習、部活動中心の日々を過ごしました。
練習自体は本当に厳しく、きつかったです。でも、その生活が楽しくて仕方なかった。
私が思い描いていた、学生生活そのものでした。
家族より一緒に時間を過ごす、大好きなチームメンバーもできました。
高校3年生の6月の大会を終えてチームメイトが引退する中、私はビーチバレーで全国大会を目指しました。全国で優勝して、チームや先生、親への恩返ししたいという想いもありました。
でも、そんな時、家族同然のような存在と思っていたチームメンバーに、避けられるようになったんです。
彼女たちの本心は分かりませんが、自分が意図していないところで傷つけていたのかと思うと、自分が怖くなりました。
それから、自分の考えは合っているのだろうか。自分の行動は正しいだろうか。と、自分が信じられなくなりました。」
大切な仲間だと思っていた人たちからの裏切り、そして、ビーチバレーの大会は県大会で敗退。
幸せだった高校生活の最後が、黒色で塗りつぶされるような感覚に襲われました。
全てがどうでもよくなり、周りと同じようにバレー部を引退してバイトを始めようとしていたそんな時、バレー部の後輩の練習を見に行きました。
厳しくも愛を持って指導してくれたバレー部の顧問の先生の言葉に救われます。
須藤「バレー部の恩師に『あんたまだバレーしたいんちゃうん?帰っておいでよ』と言われました。
その言葉で、『あ、私まだ居ていいんだ』と思ったんです。自分の居場所が見つかったようでした。
高校卒業までの残りの半年間は、後輩を指導する学生コーチとして、最後までバレーを続けました。
今は、あの時、バレーが私を救ってくれた、と思っています。」
自分が求めているものは、単なる忙しさではなく、苦しい経験で得られる成長だった。
高校卒業まで続けたバレー部の学生コーチは、大学に進学してからも続けました。
大学では、塾講師のバイトにレストランのバイト。大学のバレーサークルと社会人のバレーサークル、そして母校のバレーコーチ。
忙しく毎日を過ごしていた彼女。
大学2年次に行ったカナダでの留学を機に、彼女に転機が訪れました。
初めて、自分のキャリアについて考えるようになります。
須藤「留学先では、自分と向き合う時間が多くなりました。
毎日忙しくしていた日常から離れ、将来について考えるようになったんです。
その時に『このままあと2年間同じような日々を過ごして、社会に出てしまって良いのだろうか。なんのスキルもないし、どうしよう。』という恐怖が襲ってきました。
留学先では、毎日自分が知らない世界に触れて、毎日が刺激的でした。
今まで自分がいた世界はどれほど狭いものだったのだろう。
これこそが、学びの形だと気付いたんです。
自分の想像だけでは、何も学べない。実体験が必要だと思いました。
それからは、実際に働くということを、自分で体験したい。そして学びたい。という思いが強くなりました。」
2019年12月に留学から帰国。
社会に出る不安を抱えたまま、しかし、具体的に何をすれば良いか分からず、毎日が過ぎて行きました。
そんな時、友人の紹介でスタイルガーデン の社員に出会います。
大学2年間でただただ忙しい日々を過ごしていた彼女は、苦しくも目標に向かって本気で戦っていた高校時代と比べ、そんな日常にどこか物足りなさを感じていました。
高校時代を振り返った時、厳しい環境でこそ、自身が成長できていたと気づき、苦しい環境に身を置きたいと考えるようになりました。
須藤「部員の半数が辞めてしまうくらい、厳しくしんどい環境でしたが、そこで得たものがすごく多かった。技術面はもちろん人間面も鍛えられました。
たった数年で、自分はこんなに変われるんだ、と気づきました。」
そして彼女は、「働く実体験を積める」「本気になれる環境」を軸に決め、スタイルガーデン で第0新卒生として、最初のキャリアを踏み出します。
須藤「最初に、社員の西村さんにお話を伺いました。
そこで、スタイルガーデン では『学生のうちに社会や仕事に関しての知識を学ぶことができる』その上で『実際に社会で働く実体験が積める』と聞きました。この2つは、私がその時どちらも必要としていたものだったので、とても魅力に感じました。
その後に、実際に第0新卒をしている学生にお話を伺う機会を頂きました。
その時に私が質問したのが、『苦しめる環境ですか?』ということです。これは私が一番大切にしていることです。
そこでの回答は、『営業で件数が全く取れなかったり、辛いことはたくさんあったけど、その辛さから学べることがたくさんあった』と教えて頂きました。
サークルの幹部もやっているので、スケジュール管理などの不安があったのですが、
このお話を聞いてから、入社への迷いは完全に無くなりました。
サークル員に事情を説明して、スケジュールを調整しながらでも、挑戦する価値があると思えました。」
入社して約2ヶ月。
彼女は勤務2日目から驚くような成果をあげ、BPへの昇格を果たしました。
そんな今の彼女の目標は、
須藤「入社時の目標は、早くBPに上がるという目標でした。それを達成した今、私はAPを目指します。今はまだ自信がなく、胸を張ってAPになりたいとは言えませんが、胸を張って言えるようになりたいです。その点では、自分が一番の壁だと思っています。自分が納得できないと、成長したとは言えないので、自分が納得できるくらい努力して、成果を出して、胸を張ってAPを目指していますと言えるくらい、がんばります。」
幼い頃は、勝気でスポーツ大好きな少女だった彼女。
複雑な人間関係のもつれから、自分の軸が分からなくなり、自信を失ってしまったと彼女は語ってくれました。
だからこそ「自分の軸、強みを見つけたい」「自信をつけたい」と強く願い、自分が何も知らない世界で挑戦しようと覚悟を決めました。
幼い頃からの負けず嫌いと向上心を武器に、彼女の新たな挑戦はスタートを切りました。