『第0新卒』には様々な役職があります。今回は、事務所内でも目立つ存在であるトレーナー職に触れていこうと思います!
トレーナーの主な仕事内容は営業スキル、ヒューマンスキル、社会人としての意識づけなど、研修生の将来なりたい理想像を果たすために仕事を行う土台作りを行うことです。
※ここでのヒューマンスキルとは、他者と良好な関係を気付き、維持しながら円滑に仕事を進めていく対人関係能力のことを指します。ビジネスにおいて、個人起点・他者起点・組織起点からなる「チャンスを作り出すスキル」と捉えられており、個人起点(報連相の徹底や身だしなみへの配慮)、他者起点(相手から選ばれるように行動する)、組織視点(組織の目的を明確にする)を具体例としてあげることができます。
共通の質問事項をトレーナーに答えて頂きました。
盛上隼/龍谷大学3年生
トレーナー歴:1年
・トレーナーで得られるスキルとは?
本質的な営業力です。
土台を作っていこうとした場合、各個人に合わせた根本的な部分への指導が必要になります。「根本的な性格や特性を知るためにヒアリングを行い、指導をしていくフロー」は「ニーズ選定のためにヒアリングして提案する商談フロー」と本質的に同じだからです。
・トレーナーのやりがいは?
自分と関わった子の活躍している姿を見ることが“やりがい”に繋がっています。彼らの成長過程を見られるのは純粋に嬉しいですし、自分も負けないように。と更に頑張れるからです。
・トレーナーを通してどう成長したか?
自分の本質的な性質を捉え、トレーナーの仕事に活かせることができたのは、大きな成長だと思います。もともと自己中心的な人間で、今も変わらずなのですが、そのエゴを本当の意味で使えるようになりました。
「周りの成長が自分のやりがいへ繋がるようにエゴを通す」ためには、トレーナーとしての成功が不可欠で、周囲との関わりも絶対的に必要なのだと気付くことができました。
・トレーナー職の難しさとは?
本質的に育成していくのが、何よりも難しいです。
本質的にというのは、1つの出来事に対してではなく、共通する根本的な原因を探し出し解決していくことです。難しいですが、確実に営業力が身に付きますし、自分の活かし方を知ることが出来たので、楽しくて仕方ないです!
長岡拓馬/大阪大学4年生
トレーナー歴:3ヶ月
・トレーナーで得られるスキルとは?
営業力ですね!
①営業の概念を知らない学生に対して、本質的に営業とは何かを伝える必要があります。
そのため、必然的に自身の営業への理解も深まり、営業力が向上します!
②将来なりたい姿を実現するために、スタイルガーデンでの活動を通して、理想像に近づいてもらう必要があります。
新人のなりたい姿と紐づく形でスタイルガーデンの活動を魅力的に伝え、コミットメントを増やす。ここでも、必然的に営業力が必要になってきます!
・トレーナーのやりがいは?
新人の変化が見られた時。
研修への姿勢が改善されたり、営業面において成長が見られた時など、小さな変化に対しても“大きなやりがい”を感じます!
・トレーナーを通してどう成長したか?
トレーナーで得られるスキルの部分と基本的には同じ回答になります!ただ、役職の性質上、新人から見て「スタイルガーデンの顔」になるので、ヒューマンスキルの部分をより意識するようになりました。
・トレーナー職の難しさとは?
トレーナー職に限らないとは思いますが、人を動かすことの難しさです!
例えば、新人にヒューマンスキルの指導をする際、単に改善するように伝えても動いてくれない事が多いです。複数人から同じ指摘を入れて新人に自覚を持ってもらう、将来像と紐づけて指導するなど、各個人に対する最適な指導を常に考え続ける必要があると思います。
長瀧祐也/立命館大学4年生
トレーナー歴:7ヶ月
・トレーナーで得られるスキルとは?
①【マネジメント能力】
スタイルガーデンのみでの活動になるのではなく、将来とリンクさせるためにマネジメントします。
E&I生に将来なりたい姿や具体的な過程をイメージさせた上で、スタイルガーデンをどう活用するかを考えてもらうことが重要です。それこそが、スタイルガーデンで頑張るべき理由になります。
②【課題解決能力】
営業やヒューマンスキルの指導において「手段として解決策を提示する」だけでは、今後も同様の問題が起こると考えられる上に、本当の改善が出来たとは言えません。性格や価値観などを含めて、問題要因の根本を考えることが「本質的な指導」になっていきます!
③【巻き込み力】
トレーナー兼APとして、自己発信で組織課題を解決するために必要な力です。
また、そもそも「巻き込み力」は「人の心に火をつける力」だと考えているため、営業で感情を掴むためにも必要です!
・トレーナーのやりがいは?
各新人が苦手と感じる面や無理だと思っていた面を、自身の指導で改善できることです!
トレーナー職を通して、新人の人生そのものを変えられることに“やりがい”を感じますね。
・トレーナーを通してどう成長をしたか?
手段としてではなく、根本を考えた上で周りと共同しながら課題を解決できるようになりました。組織視点で課題を発見し、周囲との協働で根本解決を図ったりしています。
・トレーナー職の難しさとは?
営業指導に寄ってしまいがちではありますが、根本的な性格を考えながら「本質的な改善を図ること」が難しいですね。
E&I生の性格や強みを最大限に活かすことが、トレーナーとしての役割であると考えています。
ただ、本人の価値観や考えが現状の課題に大きく影響しているのであれば、E&I生に自覚をしてもらった上で、改善に向けて価値観や考え方そのものを変えてもらう必要性があります。手段として一時的に改善したとしても、本人の為にはならず、後々後悔する事になると考えています。
古田勝一/関西大学4年生
トレーナー歴:7ヶ月
・トレーナーで得られるスキルとは?
大きく分けて5つですね!
①受容力
様々な研修生を見ていく中で多様性を理解し、指導法を模索していく中で各々の考えを尊重できるようになる。
②言語化力
自分の考えや知識を用いた指導において、わかりやすく説明しようと意識することで身についていく。
③コーチング力・マネジメント力
E&I生を指導する中で実際に経験でき、理解度も高まっていく。
④ヒューマンスキル
模範となる存在になろうとすることで、当事者意識が芽生えてくる。
・トレーナーのやりがいは?
E&I生が昇格した際など、一緒に考えた目的や道筋を経て、目標を達成した時にやりがいを感じます!
・トレーナーを通してどう成長をしたか?
忍耐力とヒューマンスキルが向上したと思います。まだ僕自身、実感はしていませんし、成長したとは言えません。ただ、関わっている方からの接し方が変化したり、承認を与えてもらった際に成長を感じます。
余談ですが、できないことにチャレンジする環境はいくらでもあって、その環境をいかに自ら負荷をかけて取り組めるかが成長の鍵になると思っています。
・トレーナー職の難しさとは?
人によって指導が異なることです。生まれも育ちも、感覚や考えている事柄も異なる。ましてや、将来目指していること、スタイルガーデンで得たいことも異なる。
正解はないので、各個人にあった最善策を一緒に考え、行動していくことがとても難しい。だからこそ、やりがいを感じるんですよね!
・トレーナーで得られるスキルとは?
疑いや疑問をもつ癖がつくようになりました。
営業でも、新人教育でも、相手との認識がズレなくなったと感じています。また、お互いの考えが違うからこそ、より相手を理解することに繋がりました!
・トレーナーのやりがいは?
担当の研修生の成長を身近に感じられるところですね!
研修生の成長のために思考し続けることが、自身の成長に直結していると思います。
・トレーナーを通してどう成長をしたか?
日頃から自分の強みについて考えるようになりました。「強みを生かしてできることは何か」を自然と考えることができています!
・トレーナー職の難しさとは?
始めたての頃、自分のトレーナーに対する理想像が強すぎて上手く行かなかった時、強く難しさを感じました。
研修生と同じ立場に立って考えていくのが自分の色なんですが、当初は完全に無視してしまっていたんです。今でも難しいことは多々ありますが、その時が1番大変でしたね。
池内勇磨/大阪府立大学4年
トレーナー歴:4ヶ月
・トレーナーで得られるスキルとは?
研修生へのマネジメント力、自身がインプットしてきたものをアウトプットをする力。
・トレーナーのやりがいは?
常に営業・ビジネスマナーにおいて見本とならなければならない、研修生が常に「目的意識をもって取り組めているか」「楽しんでやれているか」マネジメントしなくてはならない、どの場面でも自身の営業力が問われるところです!
・トレーナーを通してどう成長をしたか?
現場の営業と違い、長期的に関係を築いていく研修生へのマネジメントであるため、潜在的な面で理解しなければならないと考えるようになりましたね。
・トレーナー職の難しさとは?
研修生に対して、自身のことを真剣に考えるよう誘発すると共に、強みを見つけてもらうことです。「将来へのぼんやりとした理想像」と「スタイルガーデンでの活動」をしっかりと紐づけてもらい、その中で自身の成長を感じながら楽しく取り組んでもらうことが本質でもあり、難しいところです。