幸せな人、そうでない人はどう違うのかを考えた時に
裕福や貧困だとか恵まれているとかは関係ないんだと気づかされました。
同じような状況であっても生まれてしまう、幸せな人と不幸な人。
彼らの違いは考え方にあります。
残念なことに、うまくいかなかった結果を環境のせいにしてしまう人が少なくないのが現実。
だって、あの時は時間がなかったから
あの人もしていたから
全部、環境が悪かったから
そう思い込めば一時的に責任から逃れ楽になるのかもしれません。
あの上司がいるから昇格ができない
会社に育休制度が整っていないから育児ができない
確かに、社会に出ると予想もしていなかった理不尽なことが多くあります。
ただ、ここで立ち止まって考えて欲しいのは
一方的に望んでばかりいませんか?
種は与えられた土地でしか花を咲かせることはできません。
雨が降らない、日が当たらない、いろんな壁があります。
雨が降らなければ水があるところまで根を張ればいい。
日が当たらなければ当たるところまで背伸びをするか、当たらなくても生きていけるように他で代用をすればいい。
望んでいる環境を自分から作ろうとしていますか?
◇いつまでも環境のせいにしていた私
かつて私も「環境」のせいばかりしていました。
与えられたものが悪かった。
境遇が、環境が…
口癖は だって、でも
環境こそが全てだと思い込んでいました。
頭がいい人は親にそんな教育を受けたからだ
性格が明るくいられるのは外見に自信があるからだ
いい会社に就職できなかったのは採用担当者の見る目がなかったからだ
環境のせいにしてしまう人は自分のことを不幸だと思い込んでしまいます。
しかし本当に不幸にしてしまっているのはその考え方。
他人や環境のせいにしたところで、何が生まれるでしょうか?
他の場所に原因を探そうとすると信頼関係が失われる。
自分に原因を探すことができれば信頼関係が生まれる。
その言葉を友人から聞き、自分から不幸になっていたことを自覚しました。
私は不幸なんかじゃない。
言い訳の「でも」や「だって」を封印しました。
自分の動き方次第で何とでもなる!と多少強引でも、思い込むようにしました。
だんだんと、その考え方に体が慣れてきて
「あの場面でこう動けば良かった」と思えるようになりました。
それ以降、自分を不幸な人間だなんて思ったことはありません。
◇どう考え、動くか
不幸にしているのは環境ではなく、自分自身。
自分が望むものは何か。
それを叶えるために自分の何が邪魔をしているのかを自覚する。
それができれば、自分がどう動けばいいかが分かります。
あの上司がいるから自分が昇格できない。
→上司に認められる行動を取れているか?
子育てができないのは会社の制度が悪いから。
→実績を残すなど、存在感・発言力のある立場になろうとしているか?
営業で商品が売れないのは会社のブランド力がないからだ。
→ブランド力があれば営業なんてそもそも必要じゃない。
自らがブランドを作ろうとしているか?
原因の矛先を「環境」から「自分」に変えるだけで見える世界のレベルがひとつ上がる。
◇最後に
自分の生きやすい環境は誰も用意してくれない。
相手は自分に合わせてくれない。
そして、相手は変えることができない。
変えられるのは自分自身だけ。
自分の望む環境は自分で作り出すしかない。
これができればどんな環境に置かれても順応できる。
どのような組織でも活躍できる、花を咲かせることができる。
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