社長の中川です。
弊社が行っているサービス名の「第0新卒」というフレーズが2017年12月15日に特許庁で承認、登録完了致しました。
https://www.atpress.ne.jp/news/148936
2014年7月よりキャリアプロデュース事業として運営していたサービスを2015年7月から「第0新卒」事業に変更し、大学生のキャリア教育を行っています。累計600名の新卒入社前の大学生に教育を行っています。目的としては「どのような組織でも活躍できる人材」を世の中に輩出することです。
今までなぜこのような事業を行っているのかをあまり語ったことがないので、少し語りたいと思います。お付き合いいただける方は最後まで読んでいただけますと幸いです。
「このままでは未来の日本は衰退しかない」
私が独立をしたのは27歳のとき、同世代の社会人を見てこのように感じたことが今の事業を始めるキッカケでした。
・上司が教えてくれないから自分は伸びないんだ。
・自社のブランド力が弱いから営業で売れないんだ。
・会社の制度が悪いから自分は評価されないんだ。
・好きなことではないから仕事をしたくない。
・やりたい仕事を与えてくれない会社なんて辞めてしまえ。
私も2社でサラリーマンを経験する中で、このような考えを持っている若手世代があまりにも多いように感じました。
自分に責任の矢印を向けずに他責にする人が多すぎる。このままこのような若手世代が未来の日本を担っていくと考えると怖くて仕方なくなりました。
・上司が教えてくれないから自分は伸びないんだ。
⇒上司も人間だから好き嫌いあるよね。上司が教えたくなるような行動をしているのか?
・自社のブランド力が弱いから営業で売れないんだ。
⇒ブランド力で売れるなら営業いらないよね。ブランド力が弱い中で考えて行動しているのか?
・会社の制度が悪いから自分は評価されないんだ。
⇒完璧な会社なんてない。本当に評価されるような行動ができているのか?
・好きなことではないから仕事をしたくない。
⇒嫌なら独立して自分でやればいい。独立しても好きなことだけできるわけではないけどね。
・やりたい仕事を与えてくれない会社なんて辞めてしまえ。
⇒やりたい仕事を与えてくれるような行動ができているのか?当たり前のこともできずに権利だけ主張していないか?
国全体にも言えることですが、消費税が上がると言えば騒ぐ、年金額が減ると言えば騒ぐ。国全体が平和ボケしていて権利を振りかざして、自分自身に責任の矢印を向けようと全くしない。このような状況を変えたいと思い、今の会社を立ち上げました。
しかし、今の若手世代が全て悪いとは思っていません。1番の問題は『新卒一括採用』です。
社会に対して判断軸を全く持たない大学生がいきなり会社を選べと言われる。無理に決まっています。これは野球をやったことがなくルールも知らない人にいきなり「どこのポジションがいい?」と聞いているようなものです。『ミスマッチ』という言葉もありますが、私は完全なマッチングはあり得ないと思っています。個人同士でも価値観が完全に一致する人など存在しない。それが組織である会社であればもっと価値観が完全に一致するなどあり得ません。
就職活動の時期が訪れると学生は皆、どこの会社が自分に1番合うのかという基準で会社を探します。その結果、入社した後に自分とマッチしないと分かればやる気を失ったり、辞めたりします。こうなることは目に見えてます。結局、全てが他責だからです。
第0新卒では、自身に責任の矢印を向けて行動できる人材を育成することで、本質にどこの組織に所属しようがマッチできるような人材の輩出を行っています。そこにビジネススキルが備われば組織で間違いなく活躍できます。その証拠に、弊社卒業後に新卒入社した先で新人賞やMVPなどを獲得する人材を多く輩出しています。
2021年現在では各年代に他業界で活躍する人材が安定して輩出できるようになりました。
このように第0新卒のDNAを持った人材があらゆる企業や組織で活躍し、その中で出世していきます。組織で影響力を持った彼らがさらに周囲にも影響を与えていくことで、最終的に大きな影響力になり、日本が飛躍していくと心から思っています。
今後もこの活動を通して日本に貢献していきます。皆さまにも応援いただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。